リストラ定禅寺ろまんちっく街道

2007年12月23日

バイクで死ぬな…

仙台で同年代のバイク仲間が事故で亡くなった。
彼とは2回ツーリングに行っただけなのだが、10月に福島から4号線をのんびり帰ってきて、仙台でラーメンを食べながらバイク談議をして、そのあと交差点で手を挙げて別れたのが本当のお別れになってしまった。

最近オレは、周りの人に安易にバイクを勧めることをしない。
『「バイクはどうか?」と聞かれれば、「最高だよ」、と答えるけれど、決して自分から勧めてはいけない乗り物』、なのだ。
バイクに乗るってのは、必ずしも自分だけの意志と覚悟ではないのだと思う。心配で心配で、本心では止めさせたい親や家族、恋人などの想いの上でオレ達はバイクに乗ってることを忘れちゃいけない。
だからこそ、事故ってはいけないんだ。
よく、バイク事故は覚悟してる、という人がいるけど、それは乗る資格が無いに等しいと思う。
本当に必要なのは絶対に事故らないという覚悟だ。


naoemon1959 at 02:08│Comments(6)TrackBack(0)SR400改500 | オートバイ

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この記事へのコメント

1. Posted by marimo   2007年12月23日 09:45
本来は車もそうだよなぁと思いながら、
しんみりなってこの記事を読ませてもらってます。
2. Posted by 黒蜂   2007年12月23日 11:42
つい時間がなかったりすると運転が雑になることがあります。
やっぱり気をつけなければならないですね。
バイクは死との隣り合わせ。上手く付き合っていく必要があります。

タンデムなんて絶対に出来ないです。
自分だけ死ぬのはいいけど、他人の命だけは絶対に自分のせいで殺めてはいけないと強く思うから。

命の重みをいつも感じながら落ち着いた運転を心がけたいものです。

3. Posted by UHARA   2007年12月23日 12:26
本日の日記に、激しく同感しました。

ご友人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
4. Posted by ナオキ   2007年12月23日 17:43
>marimoちゃん
バイクの方が事故にあったときのダメージはデカイからね。
それと、やっぱりバイクだと攻めたくなる気持ちってのが少なからずあって。それを抑えてジェントルに走るのが目指すべき大人ライダーなんだよね。

>黒蜂くん
「どうせ自分の命だから…」っていう考えはやっぱり安易だと思うんすよね。
他人の命については言わずもがなですが。若いうちって気づきにくいんですけど、「バイクで死にたくない」っていう自分の気持ちより、周りの人からの「死んで欲しくない」って想いの方が圧倒的に強いんです。それを最近ようやく解かってきた気がします。

>UHARAくん
お互いバイクメーカーの人間として複雑な想いだよね。
この際、四輪エンジン部門に希望だそうかな(汗)ってくらいショッキングだよ。
5. Posted by かんとく   2007年12月23日 19:39
ちょっとしんみりしてしまいました。
確かにそのとおりですよね。

事故らないこともそうですが,事故っても大事に至らない心がけも大切ですよね。
6. Posted by ナオキ   2007年12月24日 03:26
>カントク
その通りだね、「絶対」は無いから。とは言え、いつも完全防備するのも難しいところ。最近はエアバック搭載のバイクもあるけど。
ヘッドフォン+自転車も危ないと思うから気をつけてね。

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